量産型(外注型)ゆっくり解説動画は長く続くか?

 最近、YouTubeに同じような配置で、ゆっくり霊夢とゆっくり魔理沙が驚く顔をしている、そんなサムネが増えてきました。

 中身をのぞいてみると、女の子二人がまとめサイトみたいにべらべらそのトピックスを話している。正直これならWikipediaに軽く目を通せばいいのでは?と思ってしまいます。というか、サムネでタイトルだけ見てググってそのトピックの内容を知る、ということも多くなりました。だって耳より目の方が情報伝達速度が速いんだもん。

 最近このような動画が変に増えてきて、変だなーと思っていました。調べてみると外注でゆっくり解説動画を作る人が増えている、とのこと。ゆっくり解説ってそんな誰かに頼むような作品かなぁ…?

確かに量産向き

 ゆっくり解説が量産型になり始めたのって、昔の字幕垂れ流しや漫画動画にもあった傾向なのでその波がゆっくりにも来た、と考えればそこまで変なことではないでしょう。

 実は上であんな風に書いてますが私もれいまりでゆっくり解説動画を作ってます。正直「字幕動画以上漫画動画以下」の労力と予算で作れてしまうので、一度ソフトの使い方を覚えてしまえばあとはいくらでも簡単に量産出来てしまいます。

 正直このゆっくり解説でこのような波が来るとは思いませんでしたが、確かにビジネスでやるには本当にもってこいだと思います。最初に考えた人すごいな。

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マニアには絶対に勝てない

 ただゆっくり解説は「狂信的なマニアが10年に渡って築き上げてきたジャンルである」というのが字幕や漫画動画とは明らかに異なる点なんですよね。

 字幕動画や漫画動画って言ってしまえばクオリティに限界があるんです。本当に面白い漫画が描ける人はとっくに漫画家になってるでしょうし、シナリオが書けなくても一般雑誌レベルの画力があればYouTube向きにイラストなんか描いてない。もっとお金の稼げるところはあるでしょう。字幕動画なんかまとめサイトをただ垂れ流した以上のものにはならない。

 だけどゆっくり解説は誰でも簡単にかつ面白く作れるんです。だって東方の“二次創作”だから。他人の褌を付けて動画作れば面白くなるに決まってる。その分こだわりがもろに分かるので、天井が凄く高いんですよ。

 たとえ東方キャラを使っていなくても、より魅力的な演出を挿入できるのもゆっくり解説の特徴。通常のネットサーフィンでは知りえない知識を入れるのもまた差別化の一つでしょう。

 今、外注動画で満足していてる人も、いずれマニアが作った作品を見て「本当はもっとクリエイティブな世界なんだな」と気付くと思うんです。といより気付き始めてる。

 なので、こういう「量産型ゆっくり解説動画」は割と早い段階で駆逐されると思いますね。すでに成熟している市場なので入ってくるのは難しいと思います。
本当にベンチャーを立ち上げるレベルでないと、既存の「マニア型ゆっくり」には勝てませんし、東方ファンから反発も食らうと思います。

 別に外注で作ったであろう動画は私も楽しく見てますし、それが悪いとは思いませんが、そこまで息の長いジャンルではないんだろうな、とは思っています。

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