アニメ日常の聖地 – 日めくりCDジャケット編

このページでは、アニメ日常のドラマCD「日常の日めくりCD」のジャケットのイラストに採用された背景のモデルを紹介しています。

※全4箇所。全て群馬県内です。情報は2025年時点のものになります。

そもそも「日常の日めくりCD」とは?

2011年に発売されたアニメ「日常」のスピンオフドラマCD。一般的なアニメのドラマCDとは異なり、一日ごとに日記のようにアニメキャラクターがその日の出来事をつぶやいていく形式となっている。4月から翌年3月までの366日分を収録。2月29日パートの存在と曜日の整合性から、おそらく2011年4月〜2012年3月がアニメCDの時間軸となっている。

アニメの内容と連動したボイスドラマとなっているため、アニメでは語られなかったキャラクターの心理描写や裏事情を楽しめる「日常」ファン必聴のCDシリーズである。

3ヶ月分のボイスドラマを収録した「その①」〜「その④」の計4枚が販売されており、ジャケットカバーには群馬県の伊勢崎市および前橋市のスポットをモデルとしたイラストが採用されている。

スポンサードリンク

ジャケットイラストとモデルスポット

その① 華蔵寺公園敷地内(群馬県伊勢崎市)

アマゾンリンク

春の季節にふさわしい新緑の青々としたイラスト。ジャケットの風景は華蔵寺公園の中でもジェットコースターの北西側に位置する歩行者向け交差路。ジャケットの視点の向きに伊勢崎市営のテニスコートがある。

その② 弁天通り商店街南側入り口・千代田町交差点(群馬県前橋市)

アマゾンリンク

突き抜けるような青い空と焼き尽くすような太陽が印象的な夏の町の風景。前橋駅北側の千代田町にある商店街の南側入り口がモデルとなっている。弁天通りに接する横断歩道に立ち、そこから西向きに視点を向けるとジャケットの風景と一致する。

その③ 両毛線踏切(群馬県伊勢崎市)

アマゾンリンク

どこからともなく「夕焼け小焼け」が聞こえてきそうな茜色に染まった街角の風景。踏切を越えてゆっこ達と東雲家の二つの「日常」が交わる印象的なカットでもある。

アニメ後期OPにて麻衣が立っていたカットにて使用された背景と同じ踏切。ジャケットのイラストは両毛線が地上線だった2011年より前のもので、現在(2025年)までに線路が高架化されたため、ジャケットにあるような踏切は撤去されている。

その④ 弁天通り商店街北側入り口・広瀬川比刀根橋(群馬県前橋市)

アマゾンリンク

白銀にそまった時定の街で雪合戦に講じるメイン6人組。漫画、アニメを通して「日常」では珍しい雪の景色を描いたイラスト。

その②で採用された弁天通り商店街の反対側の入り口に相当する。ジャケットに描かれている橋は「比刀根橋」で独特の意匠を持った欄干が特徴的。アーケード北口からそのまま北方向に目を向けるとジャケットと同じ風景を見ることができる。ただし、2025年現在までに一部の建物は取り壊されてしまっているため、CDジャケットと完全に同じ風景を見ることはできない。