ホンダシティ「はかせの痛車」見物録

皆さんは「痛車」という車をご存知でしょうか。

これはアニメ・ゲームのキャラクターやロゴを印刷したステッカーを貼り付けるなどして車を装飾する自動車改造ジャンルの一種です。装飾が周りから見て「痛い」車だから「痛車」というわけです。

痛車のテーマには様々なものがありますが、その中でもアニメ「日常」のキャラ、しかも「はかせ」をテーマにした痛車を作った方がいらっしゃいました。

今回はそんな「はかせの痛車」を見せていただいたお話です。

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日常が戻った「秋葉原」

今回、車の所有者の方に集合場所として指定されたのは、日本屈指の電気とオタクの街「秋葉原」です。

GWも終盤の2023年5月5日。新型コロナウイルスのパンデミックもほぼ終息し、オタクや観光客や外国人がごちゃ混ぜになった”アキバの日常”が戻ってきました。

そんな人で込み合う秋葉原の街にやって来たのが…

「はかせの痛車」です!


溢れんばかりの「はかせ愛」

この「はかせの痛車」の所有者はSakaさん(Twitterアカウント)。自動車愛好家であると共に、あらゐけいいち先生原作の漫画・アニメ「日常」のファンでもあります。

愛車兼痛車の車種は「ホンダシティ」。1981年にホンダが発売したコンパクトカーです。既存の車とは一線を画す都会的なスタイルが人気を博し、まさに「シティ(都会)」に似合う車として大ヒット商品となりました。

2020年代の現在では既にレトロ車の部類ですが、そのスタイルの完成度の高さから現在でも数多くの愛好家が存在しています。

そんな人気レトロ車のシティを大胆に痛車にしてしまったのがこの「はかせの痛車」なのです。

撮影場所に選んだのは神田明神通りの一角で、マニアの間では「痛車通り」と呼ばれる痛車が集まるスポットなんだとか。

元々都会らしさを目指して設計された「ホンダシティ」。雑然としながらもパワフルな秋葉原の街並みに良く似合います。

はかせのイラストが印刷されているのはフロント部分。空に向かって顔を上げるはかせがいっぱいに書かれています。

イラストを担当されたのは@Takasaki/miさん、デザインを担当されたのは狩宿翔太郎さんです。

何気なく歩いていてこの車が横を通って行ったら思わず見返してしまいますね。それくらいインパクトがあります。実際にそばを通りかかった多くの方が「はかせの痛車」を撮影されていました。

サイドのドアなどはまだ未着手なのですが、その代わりに窓部分にはかせのステッカーが窓に貼られています。絶妙に可愛い場面を切り抜いています。

ちなみに運転席のフロント部分にも博士グッズが。車の中もはかせ愛があふれています。

後面には「ホンダ・モトコンポ」が積まれています。「ホンダシティ」の”相棒車”として作られたスクーターで、シティのトランクの中に積め、お出かけ先でスクーターとして利用できるというユニークなコンセプトの原付バイクです。現在ではその独特な見た目から「ホンダシティ」と同じくらいの人気があるとか。

そして、ホコリ避けとしてかぶせられているタオルがこれまたはかせ仕様。本当に隙が無い。

はかせそのものではありませんが、個人的にツボだったのが給油口。KAMAKURAのマグカップが貼られており、これには中々のセンスを感じました(笑)。


ネジを付けて遊んでみる

さて、今回「はかせの痛車」を見せていただくにあたり、ちょっと面白いものを持ってきていました。

それがこちら。「なんでもぜんまい」という商品。

磁石式でくっつき、鉄板が組み込まれているものであれば「なんでも」ゼンマイ式に出来るという面白トイアイテムです。

Sakaさんに痛車の件でお誘いをいただいたとき、なんとなく「日常に関連するグッズを持っていきたいな」と思っていたのですが、ふと思い浮かんだのがこれでした。

実際に秋葉原まで持ってきたので、Sakaさんの許可を得てシティに取り付けることに。

いや、似合う。

もともと小さくて丸目で可愛らしい形状のためか嫌でも似合いますね(笑)。

ちなみにTwitterにこの「ネジ巻きCITY」の動画を挙げたところ好評で、海外の方からの反応も多数ありました。「nichijou car」なんて呼ばれたり(笑)。

ちなみにこのなんでもぜんまい、通信販売の他秋葉原にある「家電のケンちゃん」というお店でも取り扱っています。Sakaさんもこの機会に一つ購入されました。本当に何でもネジ巻き式に出来てとても面白い商品です。


痛車シティの意外過ぎる逸話

この撮影の後、模型の中古品などを買いにSakaさんと秋葉原を探索して、このシティの乗車する機会がありました。その際に助手席の前のボックスに気になるものを発見しました。

「トミカリミテッド」の「ホンダ・シティ(赤)」の空箱です。もちろんSakaさんは自動車愛好家ですので、単純に自分の乗っている車のミニカーを買ったんだろうなと思っていました。

ですが気になるものは気になるので、尋ねてみると、Sakaさん曰く。

「ああ、そのミニカーのこの車をモデルに作られたんですよ」と。

…トミカ・プラレールマニアの私、唖然( ゚д゚)

なんでも商品開発の際、モデルとなる車を製造元が探していたのですが、赤のシティを所有している人が日本国内に少なく、白羽の矢が立ったのがSakaさんのシティだったんだとか。

モデルとして車体がスキャンされたのは痛車になる前のことだったそうですが、トミカのモデルになるという大仕事をこなしていたのです。

日常ファンとしてもそうですが、トミカ・プラレールマニアの立場からしても貴重な車であったとは驚きが隠せませんでした。ほんと、この日は驚かされるばかりでした。

以上ホンダシティ「はかせの痛車」のご紹介でした!

2021年に連載が再開され、その後コラボなどで大盛り上がりの漫画「日常」。まさにタイムリーな漫画と言えますが、それをコンセプトとした痛車はまさに見応えがありました。

これからも事故無く、はかせのかわいらしさを振りまいて走って行って欲しいと思います。

改めて、このような場を設けてくださったSakaさんに感謝いたします。

それではここまでブログをお読みいただきありがとうございました!

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