2020年9月11日・鉄道博物館訪問録-本館・北館エリア編

 みなさんこんにちは。すっかり冷え込んできましたね。9月ももうすぐおしまい。すっかり冷え込んできました。そろそろ夏物をしまって秋・冬の支度をする時期です。

 さて、今回は前回に引き続き鉄道博物館に行った時の記録です。今回は、リニューアル前から設置されている本館と北館について見ていきます。

列車ひしめく本館

 目的であった南館(新館)を見た後、鉄道博物館のメインホールである車両ゾーンを見学しました。

 そうは言っても1階の車両展示ゾーンに大きな変化はなく、案内板などがいくらか新しい仕様に更新されているのみ。私個人としては、懐かしい光景がずっと広がっており、小学生の時の思い出に浸りながらの見学になりました。

 そうは言ってもコロナによる対策はまだまだ続けられており、一部車両の内部は解放されたものの、出来る限り車内の設備には触れないようにとの指示が。古い車両の座席に座ってみたかったですけど、こればっかりはどうしようもないのですかね。

 そして、鉄道博物館に来たら絶対に目にしておきたいのがこの「1号蒸気機関車」。日本の鉄路を始めて走行した車両であり、歴史的に非常に高い価値を持っています。こうした貴重な車両が変わらず私たちを出迎えてくれるのは嬉しいばかりです。

 奥に進むと見えてくるのはてっぱくのシンボル・C57 135号機。細く美しい車体が特徴で「貴婦人」とも称されています。

 この写真を見れば分かるのですが、全体的に人がいなくて写真が非常に撮りやすかったです。コロナで色々なものが制限されていますが、怪我の功名と言うのでしょうか、のんびり見学できるのもまた格別なものがありました。てっぱくの運営者にとっては溜まったものではないと思いますが…。

 後々動画の素材にするために新幹線エリアの見学。こちらは交通博物館のモニュメントとして入り口に展示されていた0系のカットモデル。ぎりぎり交通博物館の記憶が残っている人間なので、毎回この0系とD51のカットモデルを見ると懐かしい気分になります。

 また、別館に一人保存されているのが0系の第2編成の先頭車。こちらはまるまる1両展示されており、登場当時の新幹線駅の様子が再現されていました。

 2階に上がってみましょう。歴史的車両のライトに照らされているC57の姿がまた凛々しいです。

 2階にのプロムナードにあった歴史展示室は主に、新館の3階にその役割を譲ったのか、こちらでは主に模型の展示がメインに。貴重な車両の模型もあり、楽しいものです。

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謎の水玉103系がある北館・屋外施設

 2018年にリニューアルされた鉄道博物館。南館の新設に合わせて大きな変化があったのが北館と屋外展示施設です。これもまた非常に面白い変化があったというので足を運んでみました。

 それで、一時期話題になっていたのがこの水玉模様の103系カットモデル。ネットでは「何故⁉︎」とこのラッピングの是非を問う声もありました。キッズコーナーに置かれていることを残念がる声もチラホラ。

 ですが、格別遊ばれているわけでもなく、ラッピングがポップになっただけで中身も綺麗で大切にされているようでした。これはこれでいいと思います。

 ちなみに、水玉模様の色はこれまで103系が運用されてきた路線のカラーだとのことで、このラッピングはむしろ子供達を沼に落とすためのものではないかという説も…。そうなると策士ですね。

 北館にも子供たちが遊べるスペースがありました。プラレールE6系の巨大モデルですね。ただ、こちらもコロナで閉鎖中。

 その他北館はラーニング関係の展示が多数。とは言ってもリニューアルで大分新館に間引かれてしまったのか、どことなく薄さを感じてしまいました。

 屋外に出てみましょう。こちらはミニ運転列車と呼ばれるアミューズメントエリアです。ミニ電車の運転が出来ます。

 ですが、ここもコロナでお休み。特に今回は乗ろうとは思いませんでしたが、全体的に人も少ないことですし、消毒さえ徹底すれば、営業してもさほど問題は無いと思うのですが…。車内への入場制限といい、全体的に少しやりすぎではないかと思いました。

 ちなみに、ミニ運転列車の車両は何度か入れ替えがなされており、引退した車両はこうして遊具に。うーん…、いいですけどこちらが触りたい放題なのに、ミニ運転列車が動かせないのはいかがなものか…

 また、驚いたのがキハ11と共にDD13が屋外展示になっていたこと。リニューアル時に屋内から屋外での展示に変更されたそうです。私の頭の中にはキハ11がただ一人佇むイメージごあったので、あっけに取られてしまいました。青空の下にたたずむDD13もかっこいいですね。

 なお、この日は博物館横の試験線では成田エクスプレス向けのE259系の他、外房・内房線向けの209系2000番台の試運転が行われていました。

 特に209系2000番台の大宮での走行風景というのは滅多に見かけることの出来ないレアな光景ではないでしょうか?2000番台は元は京浜東北線の0番台でもあるため、この2000番台にとっては大宮は懐かしい光景だったはずです。無事に検査を終えて元気に活躍してくれているといいですね。

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 以上、鉄道博物館探訪録・本館北館編でした!

 全体的な感想として、ずいぶんボリュームアップしたなと。開館から1時間後の11時から館内を回っていましたが、閉館直前になっても全然回りきれないほど。やはり南館が出来て見所が増えたのが目につきます。以前は結構簡単に巡れただけに、とても不思議に感じました。それほど成長した施設だということですね。

 感染症で何かと制限されることの多い見学でしたが、それでも十分楽しむことが出来ました。今度はコロナが収まってからのんびりと散策してみたいですね。

 それでは今回の記事もお読みいただきありがとうございました!

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