アニメ・キルミーベイベーの感想

 キルミーベイベー(カヅホ原作)というアニメを見たのでその感想です。

キルミーベイベー (1) 【Blu-ray】

あらすじ
 おバカな女子高生・折部やすなの通う学校にはソーニャという少女がいるのですが、なんと彼女は殺し屋で⁉さらに忍者の少女・呉織あぎりも加わり、やすなの日常はさらにへんちくりんに‼
 そんな変わり種3人組が織りなすハイスクールギャグ!

感想
 純粋に言って面白いです。というよりも、全体的にレベルの高い作品に仕上がっているなというのが見ていて思ったことです。というのもキルミーベイベーの原作は4コマ漫画であり、アニメ化するときには4コマを繋げて一つの話にしなくてはいけないのですが、そのつなぎ方がうまい。
 しかも、原作漫画の話から4コマを適度に抜粋し組み替えて話を繋げているので、原作を読んでいて違和感がないのにまた新しい作品を見ているような気分になります。
 いわゆる「原作厨」もうなるような作品になっているのではと思います。

 また前衛的な要素も備えた作品でもありました。「次の日」などの時間を示すアナウンスが各声優の変な調子で流れたりしたのは衝撃的でした。「なんだこの小中学生が思いつきそうなネタは⁉」と突っ込みたくなりましたよ。ただ、キルミーの雰囲気に結構なじんでるんですよね。かなりギリギリのところを攻めていたみたいですけど、うまくいったようです。
 またタイトルも「ぶんかおてだまできばせん」など話の内容を無理やり詰め込んだものだったり、次回予告に起用される声優がやたらに渋かったりと、ほんとに「視聴者に媚びてねえな」というのが最大の印象でした。
 製作者がやりたいようにやった。そんなアニメでした。

 結論としてはおすすめです。日常系アニメが好きならば確実に楽しめます。殺し屋と忍者だからこそ出来る日常系ギャグになっています。はまってしまえばかなり印象に残る作品なのでせっかくなら沼にはまりましょう。

 というわけで今回はアニメ・キルミーベイベーのレビューでした。

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